農林水産ダイバーシティ推進連盟の井田です。
今回は、6月下旬に千葉県我孫子市のベジLIFE!!さんで農業体験・援農ボランティアをした1日の様子をレポートしたいと思います!
2016年に農業を始められたベジLIFE!!の香取さん。
「農業を子どもの憧れの職業にする!!」という理念のもと、熱い想いをもって取り組んでいらっしゃる農家さんです。
この日は農作業に加えて、農業へのこだわりや興味深いお話をたくさん聞かせていただきました!
農薬不使用の野菜収穫体験
農園に着くと、香取さんが元気に出迎えてくださいました。
午前は、お子様連れのご家族やグループで来ていらっしゃる方に混ぜていただき農業体験をしました。多品目の野菜が育てられている畑を見渡すだけでワクワクしました!
最初に見たハウスで栽培されていたのはぶどう。
収穫は秋頃で、まだ黄緑色をしている実。代表して一粒食べた方はあまりの酸っぱさに驚いてました。ここから甘くなっていくのが楽しみですよね!
次はトマトのハウスへ移動して、収穫体験と試食をさせていただきました。
ぷりぷりで艶もあり、赤々としたトマトや黄色いトマト。
香取さんの農園は、全ての工程を農薬不使用で行われています。自分で採った野菜を、畑でそのまま安心して食べられるなんて嬉しいですよね。トマトは弾力があって、甘みと酸味のバランスがよく食べやすい!参加していたお子さまも「おいしい!」と言いながら頬張っていました。
続いて、ウリ科野菜の畑やマルチを張っているところを見学しました。どの野菜がどんな花を咲かせるのか、目的別のマルチの使い分けなど実際に見て学べることが多くおもしろかったです!
そして、ナスとピーマンの畑へ。
ピーマンも畑で採りたてをいただきました。甘くてピーマン独特の苦みがなくびっくり!また食べたいと思い出す味です。
ナスは一部病気になってしまった畝もあるとうかがいました。私たちが日頃いただいているのは試行錯誤を重ねて育てられたおいしい野菜ばかりですが、農家さんの苦労を聞くとその有難さをより感じました。
最後はとうもろこし畑。
ここでも採れたてを生で丸かじり!甘くて味が濃くておいしかったです。
午前中は、お土産付きの素敵な農業体験をさせていただきました。印象的だったのは、子どもたちが生の野菜をおいしい!と笑顔いっぱいで食べている姿。 畑での食育活動を通じて農業の楽しさや魅力を伝える香取さんのお取り組みは、今後さらに重要なことだと実感しました。
お昼休憩をして、午後はにんじんの収穫ボランティア。企業グループの方々と一緒に作業しました。
葉の根本を持って引き抜いて、並べて置いたにんじんの葉と根を次々にカット。
土の中からキレイな人参が出てくる瞬間がとっても嬉しかったです。
3時間で15コンテナ、頑張りました!みなさんといい汗をかきました。
農業を憧れの職業に
香取さんとお話させていただくと、ご自身が農業を楽しんでいらっしゃって、そして育てた野菜で周りの人を元気にしたい!という気持ちの熱さとその軸からぶれない姿勢に心惹かれました。
また、よりよい経営を目指すための戦略づくりの面でも、言葉のパワーと次々にアイデアを試す前向きな姿に刺激を受けました。
香取さん、1日素敵な体験をありがとうございました!
ご興味のある方はこちらをチェックしてみてくださいね。
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