農林水産ダイバーシティ推進連盟の井田です。
梅雨が明けてさらに暑さが厳しくなってきましたね。熱中症など体調には十分注意していきましょう。
今回は、7月上旬に長野県須坂市の岡木農園さんで体験させていただいた2日間の様子をレポートしたいと思います!
岡木農園さんは、大正時代より続くブドウ専業農家さん。
昨年オンラインぶどう狩りに参加し、岡木さんの育てるシャインマスカットの美味しさに感動して、ぜひ一度現地に行ってみたいと思っていました。今回このような機会をいただけてとても嬉しかったです。
1日目 摘粒作業
ブドウ畑に到着して、一面に広がる若緑色の景色は心惹かれる絶景。空気も澄んでいて心地良かったです。
1日目は、ブドウ栽培には欠かせない摘粒作業。粒が大きくなった時に粒同士がぶつかって潰れてしまうのを防いだり、残した粒の肥大を促進したりする役割があるそうです。
岡木さんの摘粒方法の動画を見て頭の中でシミュレーションしていましたが、実際に手を動かしてみるとかなり難しい!混み合っている粒の間にハサミを入れて、粒が大きくなった時の形をイメージしながら残す粒と抜く粒を決めていきます。
自分のセンスでおおよその房形が決まるという重要な作業に最後まで緊張しましたが、納得いく形にできると嬉しくなったり、とても楽しかったです!
岡木さんにお話をうかがって、例えばジベレリン処理1回目は花の満開から3日程度で作業というように細かくスケジュール管理されていることも知りました。ブドウがおいしく実るまで、多くの人の手によって大切に育てられていることを強く感じました。
2日目 荷造り作業
お手伝いの前に、ハウス栽培の様子も見学させていただきました!季節を逆転させるために冬には暖房で温度調整をしているそうです。
その場ではじめての収穫体験も。1日目に摘粒作業したブドウも立派に育ってほしいなと、すっかりブドウに愛着が湧いていました。
移動して、この日は荷造り作業。
虫食い部分などを綺麗に整えてグラムを測り、包装紙に包んでいきます。パートの皆さんと楽しくお話させていただきながら、半日頑張りました!
今回は岡木農園さんで楽しくブドウについて学ばせていただきました。これまで身近にブドウ栽培している場所がなかったので、かなり精密な管理がなされていることを初めて知りました。その大変さに実際にふれたことで思いが深まり、食べた瞬間これまで以上の感動がありました。
岡木さん、2日間素敵な体験をありがとうございました!
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